クラミジアは性感染症の一種で、日本では最も感染者数が多い病気です。
たった1回のセックスだけで約50%の確率で感染すると言われるほど感染力が強く、性行為をする人すべてに感染リスクがあります。
感染時に免疫力が低下していると症状が出やすいですが、感染しても無症状のままということも多いです。
自覚症状が現れるのは感染から3日~21日程度と言われており、症状が出なくなっても完治したわけではないという点が怖いところです。

症状が出なくなったとしても尿道にクラミジアが潜伏していて気づかないうちにパートナーに移してしまうことも少なくありません。
クラミジアを放置していると、尿道から精巣の上の部分である精巣上体に達してクラミジア性尿道炎だけではなく、精巣上体炎を引き起こしてしまいます。
症状として、ペニスが腫れる、痛む、熱が出る、などがあります。
クラミジア性尿道炎にかかった人の5%が精巣上体炎を併発すると言われており、注意しなければならない症状です。

性病のクラミジアと早漏は関係なさそうですが、クラミジアが早漏の原因になることがあります。
その理由は、クラミジア性尿道炎が起こるからです。
尿道に炎症ができると尿道の神経が過敏になって結果的に早漏になってしまいます。

あまりにも炎症がひどくて腫れているときはそもそもセックス自体ができないので気づきませんが、尿道炎の症状が軽くなってセックスしようと思った時に、ペニスも神経が以前よりも敏感になっていて早漏に気づくことがあります。

クラミジアの感染経路は、ゴムなしのセックス、アナルセックス、フェラチオ、ディープキス、素股、母子感染などです。
特に最近ではセックスによる感染が原因のことが多いので注意が必要です。
ペニスの違和感の他に、かゆみや排尿時の痛み、尿道の先から透明な膿が出るといった症状が多く、他の性病と併発することもあります。

自覚症状が現れていればまだラッキーなほうです。
不特定多数の女性と遊んだ経験がある人はクラミジア感染によって早漏になっている可能性もあるので検査でチェックしておいたほうがいいです。

クラミジアの治療方法を知っておこう

クラミジアになってしまったとしても、ジスロマックというという内服型の抗生物質を飲めば治療することができます。
投薬の3~4週間後にクラミジアの再発検査をして、陰性であれば完治したとみなされます。
完治させるためには飲んだ日からおよそ1ヶ月程度は必要です。

ジスロマックの有効成分はアジスロマイシンで、体内に感染した病原体に対して7日~10日ほど作用し続ける性質があります。
症状が軽ければジスロマックを1度服用すれば治療自体は完了です。
ジスロマックを使えば治療はさほど大変ではありませんが、治るまでの期間は個人差があります。

ジスロマックの成分の効果をしっかり出すためには、正しい飲み方を覚えておく必要があります。
抗生剤は中途半端な飲み方をしてしまうと、病原菌の耐性をかえって高めてしまうので用法・用量を守ることが大切です。

食前でも食後でもいいですが、効果をしっかり出したいならば空腹時に飲んだほうが効き目が強く出ます。
食事の前後は約2時間ほど間隔をあけて飲んだほうがいいです。
成人の場合はジスロマック500mgには有効成分が500mg入っているので、1度に2錠飲みます。

きちんと用法・用量を守って飲んでいれば治すことができますが、ジスロマックは下痢の副作用が多い薬です。
これは抗生物質全般に当てはまる副作用の一つですが、ジスロマックはマクロライド系という分類の抗生物質で、特に下痢を引き起こしやすい性質を持っています。
服用すると胃が縮み、胃の消化液の分泌を促進させるという作用が起こりやすく、水のような便が続いたり強い腹痛を生じることもあります。
対策としては、整腸剤を併せて飲むことで副作用の症状を緩和することが可能です。